CDI 試走

今日は朝から不具合を探しました
イメージ 1
自宅玄関前、キックを軽くするためプラグを外し、手でクランクしながらシンクロスコープで信号の伝達を調べてみました。
これは30年以上前テレビ修理のために購入したものですが、近頃は出番も無くしばらく使ってませんでした。
こんな事に使うなんて思っても見ないことでした。
 
イメージ 2
こんな感じで取り付け色々調べた結果。
 
イメージ 3
幸い2個注文してましたので、このサイリスタを交換すると難なく動作しました。
この部品はオリジナルの部品が手に入らないので、新しい同系統の部品を選びましたが、若干特性が違ってたようです、一応点火しましたので。これで良しとします。
 
イメージ 4
製作過程、基盤は新しいのが良いようで、これは手持ちの20年以上前買ったものでしたが、半田の乗りが少し良くありませんでした。
 
イメージ 5
こんな感じで部品のリード線で配線しました。
 
 
 
イメージ 6
一応こんな感じでカバーに収まりました。
 
この後2時間弱走り回って来ましたが、正常に動作してました。
オリジナルと比べての違いは走行中は問題ありませんが、始動時少し強くキックする必要があります。
弱めのキックは点火しません

泥縄で調べてみましたが、トリガー電流が足らないようです、調べると高感度サイリスタと言うのが有り、ゲート電流が0.2ミリアンペアで動作するのがあり、オリジナルもスペックは0.2ミリアンペアでした。
今付けてるのは一桁多く流れないと動作しないサイリスタでした、今度組む時その辺を考慮します。

イメージ 7
最後に回路図を載せときます。