唐津のひいな遊び 旧唐津銀行
唐津にも古い建物が有るのを知って、出かけてきました
重厚な建物で、銀行にふさわしい形状です
映画のセットのような室内、銀行の窓口を昔の様に復元してありました
銀行の内部
梁を支える柱の上部はアカンサス様式、外の花壇に植えて有ります
こんな植物で、ギリシャローマ辺りの建物にこの葉を図案化して使われてるそうです
上は吹き抜けになって、アールヌーボーのシャンデリアが付いてます
重役室の暖炉、燃料は石炭です
2階に上がります、イギリス風の建物ですので、2階でなく1階ですが、ちなみに1階はグランドフロアー
階段も素晴らしくて見どころ多数です
ニスも今の新しい科学合成品で無く昔の仕様で作られた物だそうです
階段を上がって直ぐが貴賓室
階段の上の明かり
貴賓室内部
絨毯が敷き詰めて有り暖炉も意匠が凝ってます
天井のデザイン
壁のスイッチ、明治時代の意匠です
1階吹き抜けのシャンデリア、カメラの設定は触ってないのですが、時代がかったセピア色の色調に成ってます
建物の中は不思議な時間が流れてます
隣は大部屋で、現在いろんな展示品が有ります
大部屋の暖炉
私が写ってます
古い鉄の感じが好いですね
もう一段上がるためのらせん階段、屋根裏へ上がるんでしょう
下に降りて金庫室の中も見れました、上下二段に成ってました、上の扉は下の扉が空かなかった時のバックアップ用
中の金庫はこの建物が出来る前使われてたのでは、と言う説明でした
中は現金が入ってますね?
金庫の扉の銘 唐津銀行となってます
金庫の中は使われてませんが少し緊張しました、どのくらいお金が積んであったんだか想像するだけでも興味が付きません
金庫の扉の銘 金庫の扉は後から替えられてるそうです、
らせん階段は上の屋根裏用です
後地下も有るのですが、レストランに成ってまして、食べないのに入るのどうかと思いますので、昼時に近くに来た時にでもと思ってます。
写真撮り忘れですが、道路との間に地下室の明り取りの空間が有ります、現在転落防止の鉄製の網板で覆われてます