グリップヒーター発電回路

グリップヒーター発電回路は、切りにすると発電コイルの両端を短絡するようになってます、私はの乏しい電気の知識ではそんなことはありえないと、ずーと思ってました、そこで、暖かくなってグリップヒーターを取り外すついでに、電流電圧を計ってみました。

スイッチ OFF      アイドリング時   1.6 A
        通常走行中位の回転数時   0.6 A
発電コイル両端電圧 当然           0V
エンジンの回転が上がると発生電流が減少するのが不思議です

      LO      アイドリング時    0.6A  AC8V
        通常走行程度の回転      0.3A  AC15V

           HI              アイドリング時        0.4A  AC8.5V
        通常走行程度の回転     0.2A  AC18.5V
エンジンの回転を有る程度以上に上げると電流電圧の変は一定の所に収束するようでした、特に電流計は6Aがフルスケールで目盛りも0.2A刻みですので、細かい変化は分かりにくい状態でした。この手の発電機はコイルの太さと長さによって内部抵抗その他を調節して発生電流を上手くコントロールしてあるようです。

こんな感じです、回転が上がると電流は下がって電圧は上がる。
コイル両端を開放すると、アイドリングでもAC15V、少し回転を上げても簡単にAC30Vをオーバーします、コイルの絶縁、耐圧が心配のためそれ以上回転は上げませんでした、電磁気学はほとんど分かりませんが、ショートするとコイルには逆起電力が起きて、発生電流を抑制する方に働くのでしょうか?これ以上は分かりません。そのうち何かの折に分かるかも知れませんので、気長に疑問を持ち続けます。